「SDGsquares・エスディージーズスクエア」は SDGs の17の項目をテーマにスクエアのアートを制作するEduArtのアートプロジェクト。グローバルな社会課題を自らの体験として捉えるきっかけになって欲しいという願いから生まれた小・中学生のための特別授業です。2022年にスタートし、これまで11の小学校で実施し、延べ744人の児童が参加しています。

世界について考える特別アート授業

SDGsquares

「SDGsquares」は SDGsの17のゴールから参加者が一つを選び、その項目のキーカラーを基調としたスクエアのアートを制作するアートプロジェクトです。例えば「#5 ジェンダー平等を実現しよう」を選択したら、#5の朱色の画用紙を貼った台紙の上で廃材を用いた造形作品を制作します。

「世界を考える SDGsquares 特別アート授業は」総合2コマ、図工2コマから成るプログラムです。

DAY 1:総合1コマ目
対話型レクチャー

DAY 1:総合2コマ目
トピックカードグループ活動

DAY 2:図工
廃材を用いてアート制作

DAY 2:図工
仕上がった作品を並べて鑑賞

SDGsquares Archive Gallery

SDGsの社会課題を自分ごととして捉える

 

アート教育団体EduArt(エデュアート)が展開するアートプロジェクト「SDGsquares」は、一人一人がSDGsの17項目の一つをテーマに、その項目のテーマカラーを使って正方形・スクエアのアートを制作するコレクティブプロジェクトです。

第一回目の総合の授業では、横浜国立大学、国際経済学部のガーナ人大学院生2名によるレクチャーとグループワークを通して、SDGsの課題の多様性にアプローチします。第二回目の図工の授業では、廃材を利用して制作に取り組みます。ディスカッションや振り返りの時間を設け、クラス全体で学びを深め合うことを目指します。

第二回目の図工の授業では、廃材を利用して制作に取り組みます。ディスカッションや振り返りの時間を設け、クラス全体で学びを深め合うことを目指します。

Photography by Sam Spicer

 

青木小学校

2022年5月、横浜市立青木小学校の6年生3クラスに特別授業「SDGsquares」をお届けしました。2日間からなるプログラムの中でたくさんの子どもたちの声、そして表現に出会いました。

1 SQUARE = 1 COLOR = 1 STANCE

 

SDGsが掲げる目標は答えや正解があるものではなく、課題をさまざまな角度から見つめ、どのような解決策があるか、自分とどのような接点があるか、問い続けていく姿勢こそが求められています。取り組むテーマを言葉ではなく、視覚的に表現するという過程で、自分ごととして捉えるきっかけになって欲しいという願いから生まれました。